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豊根村、サウジアラビアとの交流イベント“ENJOY TOYONE”を実施

かねてよりサウジアラビアとの交流を深めている豊根村において、村をあげてのスポーツ・文化交流が開催され、より深い交流への一歩を築いた。

【弓道の指導を受けるサウジアラビアの人たち】

【フットサル会場での記念撮影】

 
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サウジアラビアとの本当の交流を体感するために・・・
 愛知万博のフレンドシップ事業を通じてサウジアラビアとの交流に力を入れる豊根村は、交流を村民にも体感してもらうために、7月2日、3日に東京在住の留学生を中心とするサウジアラビア人を招き、スポーツ・文化交流イベント“ENJOY TOYONE”を実施しました。

 7月2日に名古屋駅に集まったサウジアラビア人5人の一行は、フレンドシップ大使である新木正明氏に迎えられ、生まれて初めて見る清流を飛び交う蛍と満点の星空に感激しながら豊根村に入りました。
 7月3日午前の部では、日本の伝統であり豊根村で盛んな弓道体験講座と、サウジアラビアが得意とするサッカー交流が行われました。弓道体験講座では、初めて弓に触れるサウジアラビアの人たちに豊根村弓友会と豊根中学校弓道部が丁寧に指導し、日本武道の奥深さを体感してもらいました。またサッカー交流では、サウジアラビア人が小学生を対象にサッカー教室を開催し、さらにこの日のために結成された商工会青年部を中心とする豊根フットサルクラブがサウジアラビアチームと親善試合を行い、両地域の親交を深めました。試合後、豊根フットサルクラブは今後も活動を継続し来年の調布市サウジアラビアンカップ出場を目指すことを決定しました。
 午後の部では、子供たちと虹鱒のつかみ取りを楽しんだ後、五平餅、虹鱒の塩焼き、バーベキューなどに舌鼓を打ち、文化交流を楽しみました。豊根村からは村の伝統芸能である「お練」を披露し、若者が伝統芸能を守り伝えていく姿にサウジアラビアの人たちは感動していました。そしてサウジアラビア側から村に対する感謝の気持ちとして、太鼓のリズムに合わせて同国の伝統音楽を歌い、日本語で感謝の言葉を述べられました。交流の最後では、サウジアラビア側から参加した子供たちにプレゼントが配られ子供たちを喜ばせました。
 遠く異国の人たちを笑顔で迎え心から歓迎する村の人たち、そして豊かな自然と暖かい人柄に感激するサウジアラビアの人たち。委員会では今回のイベントで両国の交流に確かな手ごたえを感じ、今後より深い交流を進めていこうと改めて決意しています。

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